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禁煙の愉しみ (新潮OH!文庫)

禁煙の愉しみ (新潮OH!文庫)

山村 修

禁煙の愉しみ (新潮OH!文庫)

定価: ¥ 510

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人気ランキング: 139483位

おすすめ度:

発売日: 2000-10

発売元: 新潮社

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禁煙を「読む」愉しみ
27年間煙草を吸い続けてきた著者の禁煙成功物語。



ハウツー本ではない。にもかかわらず、何冊かの禁煙本を手にした中で、「禁煙できるかも・・・」という気分にさせられたのは本書が初めてだった。この気分に至ることが禁煙の第一歩であると考えており、心強い気持ちになった。そして実際に禁煙した。読了後すぐというわけにはいかなかったけれど、本書はお守りがわりのように揺れ動くわたしの傍にあって、励ましてくれた。



禁煙とは、かくも知的で清冽で、時に色っぽくすらある行為なのか。図書館司書である著者は、自らの体験に加え、本や映画を引用しつつ、禁煙の華やぎを綴る。禁煙に関心があり読書好きのかたには、「本当にこの本で禁煙できるのか」という欲得抜きにして、まずは手に取ってみていただきたい一冊。たとえ禁煙できなかったとしても、「買って損をした」と感じるかたはいないのではないかと思う。



喫煙者にしか実現できない自己変革の薦め
禁煙とは健康のためでもマナーのためでもなく、未だ経験したことの無い、或いは忘却の彼方にのみある世界への旅立ちである、というのは、おそらく禁煙成功者にしかわからない、したがって(少なくともいつかの時点での)喫煙者にしか実現できない「自己変革」である、というのが本書の主張である。
これを読んで1週間経つが、未だに禁煙に踏み切れないでいる。
しかし、初めて「これなら禁煙してみたい」とポジティブに思えるようになった。
禁断症状とか体重増加とか禁煙の「副作用」さえポジティブに捉えられるとまで言っては言いすぎだろうか。しかし、少なくとも禁煙によって得られる新たな自分のベネフィットに較べればそれら「副作用」は相対的に小さなものに思える筈だ。
これまで数え切れないほど禁煙を試みた(マーク・トウェインのように)方々必読の書である。

読み物として面白い
どこかの禁煙本は「洗脳本」として有名ですが、これもある意味洗脳本だなぁと思いました。
著者が自分を洗脳してるような雰囲気。だからおもしろい!
シンプルで淡々とした文章なので、実に読みやすく、素直に自分の考えたこと、感じたことを書いているのでなんの抵抗もなく受け入れられます。
エッセイを読む感覚で読んでいたのに、読み終わった頃には「ああ、禁煙って楽しそう」と呟いてしまった。
これは禁煙の仕方を書いた本でもないし、禁煙を勧める本でもない。ましてや喫煙が健康に与える影響を書いた本でもない。
著者が禁煙したときに(おそらく悶々と)頭の中で考えていた事を綴っただけの本です。
だけど、禁煙できそうな気がしてくる本です。
まだしないけど(笑)

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